ククーシュカ ラップランドの妖精(The Cuckoo / Kukushka, Куку?шка)は、2002年のロシア映画。日本では2006年に公開された
第二次世界大戦末期。フィンランド最北の地ラップランドでは、ロシアとフィンランドが戦争をしていた。
フィンランド軍の若き狙撃兵・ヴェイッコは、戦争に非協力的な態度をとったために、ドイツの軍服を着せられたうえ岩に鎖でつながれ、置き去りにされてしまう。岩の付近は軍用の飛行機が飛び交い、爆発も起きている危険な場所。その辺に生えている雑草で食いつなぎながら手元に残った弾薬で少しずつ岩を破壊し続けたヴェイッコは、数日間の格闘の後、鎖を固定していた杭を引き抜き、脱出に成功する。安全な地と、足かせをはずす工具を求めて歩き出したヴェイッコが辿りついたのは、ラップランドに独りで暮らす未亡人・アンニの家だった。
フィンランド語で事情を説明しようとするヴェイッコだが、アンニはサーミ語しか理解できない。サーミ語で答えるアンニの言葉も、ヴェイッコには理解できない。
そこへ、アンニの家の中から一人の男が出てくる。ロシア軍の大尉・イワンは、秘密警察に連行されていたところをロシア軍により誤爆され、重傷を負ったところをアンニに保護されていたのだ。ヴェイッコはイワンに名前を尋ねるが、ドイツの軍服を着たヴェイッコをドイツ人と勘違いしたイワンは、ロシア語で「パショール・ティ」(字幕では「クソくらえ」)と罵る。しかし、ロシア語の理解できないヴェイッコはそれを聞き違えた上にイワンの名前と勘違いし、イワンのことを「ショールティ」(字幕では「クソクラ」)と呼ぶようになる。
お互いにフィンランド語、ロシア語、サーミ語しか理解できない3人は、誤解しあいながらも奇妙な共同生活を始めるが…。
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